ハタハタの季節になりました。
街中では、箱入りのハタハタが売り出されれており、冬の季節を感じるこの頃です。
ハタハタは、焼いてもおいしいですが、寒い夜、こたつに入って、鍋にするのもかくべつです。
ところで、ハタハタの鍋と言えば、やはり、ネギ、豆腐、だいこんおろしを入れたしょっつる鍋が最高にお
いしいと思います。
しょっつるとは、秋田に伝わる伝統料理だと思っていましたが、世界に目を向けると、タイの「ナンプラ
ー」、マレーシアの「ブドウ」、韓国の「エクチョッ」、ベトナムの「ヌックマム」などがあります。
日本でも、いわしやイカの内臓で作る、能登半島の「いしる」や、香川県の「いかなご醤油」が有名だ
そうです。
秋田のしょっつるは、最近、生産者が少なくなつているそうですが、秋田の伝統文化を残して生きたい
ものです。
若い人たちの間では、鍋だけでなく、ラーメンのスープに使ったり、イタリアンの味付け、ドレッシング
の付けだれなどに混ぜたりして、創作料理として工夫しているとのことです。
佐々木