四国山間部での大雪の影響で徳島では現在も3市町村119世帯が孤立状態にあるそうです。道路をふさぐ倒木や積雪のために孤立状態が続いているとのことです。
今回の災害では安否確認の遅さが目立ち、その原因としてはIP電話の普及があるようです。IP電話はインターネット回線を利用した電話で、通常の固定電話よりも安い料金で電話が使える反面、ネットに接続する機械に電力が必要なため停電時は使い物になりません。今回災害のあった地区ではこのIP電話の普及率が大変高くそれが安否確認の遅れにつながったようです。
ちなみに昔ながらの有線式の固定電話であれば停電時でも使えるそうです。
IP電話の対応策としては、無停電電源装置というものがあり、停電時でも接続されている機器に一定時間電力を供給するという機械もあるようです。
一刻も早く災害に遭われた方々の安全と復旧がなされればと思います。
業務部 柴 田