東日本大震災より6年が経ちました。
秋田県でも、経済への影響や流通の麻痺など、6年前の東北内の大変な状況というのはいまだ、
記憶に鮮明に残る恐ろしい災害でした。
大きな被害と人命を奪われた大震災について、6年経った今、全国的には少しずつ報道されること
も減ってきて風化を危惧する声が多く上がっているようです。
実際ニュースにあった内容としては、2017年1月末の統計では岩手、宮城、福島の3県で
3万5,503人もの方々が、現在も仮設住宅に暮らさざるをえない状態です。
また、福島の原発についても心配なところですが、避難指示はこの4月までの間で福島県内の7
割の地域で解除の見込みだそうですが、生活のインフラ復旧などが進んでおらず、実際にふるさと
に帰還することができた方は、その10%ほどにしか満たないとのことで、目標とする復興の姿には
程遠いというのが現実のようです。
大震災のときに感じた、日ごろの備えの大切さを改めて認識しながら、現在も大変な状況に向か
ってご苦労されている方がいらっしゃることを忘れないようにしていきたいと思います。
現在も日本赤十字社などでは復興義援金なども延期して、受付ているようですし、被災地の特産物
を積極的に取り入れるなど少しずつでも協力をしていきたいと思います。
総務部 小林